雑夢とは熟睡していない時に見るとりとめもない夢のこと

雑夢とは体が疲れていて熟睡できない時などに見るとりとめもない夢のことです。
体が休まっていないために無駄な情報が入ってくるような状態と言えます。

雑夢をより詳しく分けると心的夢と刺激夢に分けられます。
心的夢とは、願望や欲望が記憶とあいまって心に描き出される夢のことで
他に願望夢と呼ばれることもあります。

刺激夢とは、音や光などの物理な刺激を受けたり、生理的な刺激を感じて作られる夢のことです。
眠りが浅い時に尿意を催すと、おトイレにいく夢を見ることがあったりしますよね。

雑夢はほとんどの場合、それ自体にメッセージ性はないと言われています。
夢自体がぼんやりとぼやけていたり、ストーリーが断片的でまとまりがない時は
雑夢の可能性が高いと言えます。

雑夢は肉体的、あるいは物理的な刺激によってもたらされるので
深層心理から届けられたものではないというのが一般的に言われていることです。

心的夢の場合であっても現在の心の状態、すなわち顕在意識の状態が夢に投影されただけなので
それ自体にメッセージ性があるわけではありません。

夢占いが有効とされるのは深層心理の状態が投影された場合であり、そのあたりの見極めが重要となってきます。