はりぼての夢を見たときの夢占い・夢診断を詳しく紹介

はりぼての夢は、家やお城などの建物がもっとも一般的ですが、等身大のパネルなど人を表す場合や、公園などの施設、あるいは世界そのものなど、広々とした場所が出てくることもあります。

はりぼて＝見せかけだけの部分ということで、あなたの目に映っているものが正しいとは限らず、見かけだけに惑わされてはならないという意味が込められています。

建物のはりぼて

家やビルなどがはりぼてとして出てくる夢は、自宅や勤め先の会社など身近な場所であるほど要注意。騙されるようなトラブルが起きたり、人との関わりの中で外見的な部分に惑わされる危険があります。

はりぼては「中身がなく、見せかけだけ」という意味なので、自分自身がはりぼてになる危険性もあります。自宅がはりぼてになっていたなら、見せかけの家族関係や、表面だけのコミュニケーションに注意。

他者に対して見栄をはったり、プライドを優先して自分を大きく見せることもトラブルにつながるおそれがあり、注意が必要です。

人のはりぼて

知り合いのはりぼては、その人の表面的な部分やステータス、良いところしか見えていない状態を暗示します。もっとその人の内面を見て、冷静に判断し関わり合うようにすると良いかもしれません。

芸能人など、身近にはいない人のはりぼては、その人に対する理想を暗示。自分が実際に憧れている相手であれば、その人の表面的な部分（演じているキャラクターや見た目など）だけを見ているようです。

はりぼての世界

目の前に開けた場所や広々とした施設、世界などがはりぼてになっている夢は、現実を直視する必要性を暗示。理想や空想に覆い尽くされていると、なかなか現実が見えにくく、理想と現実のギャップに戸惑ってしまうこともあります。はりぼての世界は、あなた自身の心や現在の状態を象徴しています。

はりぼての世界で楽しむ夢は、現実が見えず理想の中で生きている状況を示しています。逆にはりぼての世界を見て（歩いて）幻滅する夢は、現実に少しでも目を向けることで、先が明るく開けていくことを暗示します。あなた自身がこれから目の前の問題や義務、課題などに一つずつ向き合うことで、着実に前に進んでいけることを教えています。