行き止まりの夢は、夢を見た人が何等かの形で人生の方向転換を強いられる証です。
人生において今までのやり方で順調に行っていたことが思うように行かなくなる、もしくは行かなくなったストレスが、
夢の中に現れています。

行き止まりの夢は、夢のシチュエーションにより違いますが、道路の行き止まりの夢は何を現わしているのでしょうか。

道路の行き止まりの夢は、人生の方向転換を強いられる夢

夢占いで道路は人生を現します。夢の中で貴方が幹線道路の様な幅の広い大きな道を車で走っているのだとすれば、幹線道路は貴方の人生です。
夢のはじまりが、いつも慣れた道を何気なく走っていたのであれば、貴方はここ数年何のトラブルもなく人生を送っていたことになります。

ところが夢の中で車を走らせていた貴方の景色が突如変わったとすれば、どうでしょうか。
車を走らせていた貴方の目の前の道が突如消えた、崖になった、どちらかに分かれたというのであれば、貴方は今までの道を方向転換するか
引き返さなければいけなくなります。

道が突然細くなり人混みだらけになり、引き返さなくてはいけないのであれば、人間関係がガラリと変わり、貴方が違う所にいく必要が出てくる可能性もあるでしょう。

行き止まりを引き返す夢は周囲の怪しさに気付く夢

明け方にみた夢は正夢になるという言葉がありますが、私が明け方にみた夢はまさに行き止まりの夢でした。
幹線道路を愛車で走り慣れた道を走っていたら、全くしらない商店街のど真ん中にいきなり放り出されてしまう夢でした。

商店街のアーケードに車ごとワープする夢だったので、周りは人混みです。
人がにぎわっているにも関わらずその商店街は行き止まりでした、先が見えない夢のように見えて恐ろしかったのです。

今まで乗っていた車から降り、車を小さくして小脇に抱え、今までの道を折り返し、必死で逃げ帰るところで目が覚めました。

夢占いで行き止まりから引き返す夢は『周囲の怪しさ、過ちに気付いて、自分だけでも回復可能な所に戻る』兆しを現しています。
夢から醒めた後、私はふと考えました。

通っているスポーツクラブで周囲の人たちは、体を壊してまで熱心にスポーツクラブのスタジオに通っていました。
そこまでしないと好きなレッスンに出られないからです。
そんな事は何か人としておかしいのではないか、と思った時に私が見た夢がこれでした。

思えば、行き止まりの商店街は『過ちに気付かぬフリ』をしている人を指すのかもしれません。