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夢占いとは?
夢占いは深層心理を知るための便利なツール
私たちが眠っている時に見る夢には、実にさまざまなタイプのものがあります。
例えば、まるでドラマのようにはっきりとストーリー仕立てになっているものもあれば
ひとつひとつに一貫性がなく、別々の物語をつなぎ合わせたような夢を見る時もあるでしょう。
モノクロだったり、カラーだったりすることもあるかもしれません。
夢占いは、このように夢の中に出てきたシンボルや状況を元に自分の深層心理を判断したり
これから起こる幸運や転機をあらかじめ予想しておくための非常に有効なツールだと言えます。
ちなみに「夢占い」と「夢診断」、「夢辞典」などは呼び方こそ違いますが、内容は同じものを指しています。
似たような名前のものに「夢判断」や「夢分析」と呼ばれるものもありますが
これらはオーストリアの精神科医ジークムント・フロイトにより
夢に関する精神分析学の理論をまとめられたものであって、占いと言う分野とはまた別のものとなっています。
なぜ夢で未来を占うことができるのか?
そもそも夢が自分の深層心理を表していたり未来を予知するものだとは
にわかには信じがたいと思う方も多いのではないでしょうか。
例えば、夢占いの代表的なシンボルとその解釈例として
「白蛇は幸運を表す大吉夢」、「白龍は豊かさの象徴」などがありますが
なぜそのシンボルとその解釈が結びつくのか、私たち素人にはまったく理解ができませんよね。
「夢と私たちの心の動きには深い関わりがある」ということを最初に発見したのは
精神分析学の権威と称される、ジークムント・フロイトであると言われています。
フロイトは今から100年以上も前の1900年に「夢判断」という書籍を出版していますが
彼はこの中で「夢は無意識への王道である」と語っています。
彼ら学者の研究によって「夢とはどうやら無意識(潜在意識)の中身を表しているらしい」ということが
わかってきたらしいのです。
また、フロイトの他に、夢と深層心理との関係を研究したユングという精神医学者も、
夢の可能性に惹かれて研究を続けました。
二人の理論には相違があり、考え方がすべて一致しているわけではありませんが
「夢と人間の無意識には何らかの関わりがある」という部分に関しては、同じように着目していたのです。
未だに科学的根拠は証明されていないようですが、彼らの実際に夢を用いた研究の中には、
それ以上の確かな実績と結果がたくさんあったと言うことなのでしょう。
しかし、面白いのはそんな彼らの研究よりもはるか昔から夢占いというものが存在していたことです。
聖書の中にも載っているくらいに古い歴史があるのです。
なぜ夢占いがこんなにも長い間、人々の間で語り継がれ、利用されてきたのかと言えば
やはり、それを利用するだけの価値がそこにあったからではないでしょうか。
事実、専門家たちによって統計が取られ、その意味を解析したサンプルが十分に存在していると言います。
そんな素敵な可能性を持つ夢占いを上手に使っていけるといいですね。